結論から言うと、日本のFX会社では土日に取引はできません。土曜の早朝に取引が終わり、月曜の早朝に再開します。
ただ、「できない」で終わりにすると困ることがあります。ポジションを持ったまま週末に入ってしまったとき、そのポジションはどうなるのか。週末に大きなニュースが出たら、月曜はどこから始まるのか。この記事では、その部分まで説明します。
FXの取引レートは、世界の銀行どうしが取引するインターバンク市場から来ています。この市場は取引所のような建物があるわけではなく、東京→ロンドン→ニューヨークと、開いている都市をリレーしながら24時間動いています。
週末だけは、このリレーが途切れます。ニューヨークの金曜夕方(日本時間の土曜早朝)で世界の営業日が終わり、次にニュージーランドのウェリントンが月曜の朝を迎えるまで、どの都市も開いていないからです。
当サイトは実際のレートを5分おきに記録しているので、止まった時刻を実測で示せます。直近の週末はこうでした。
| 日本時間 | |
|---|---|
| レートが止まった時刻 | 土曜 05:59 |
| レートが動き出した時刻 | 月曜 04:17 |
| 止まっていた時間 | 約46時間 |
※ 夏時間の期間の実測値です。冬時間では1時間ずつ後ろにずれます。FX会社ごとの取引終了時刻は各社の案内をご確認ください。
土曜の朝までに決済しなかったポジションは、そのまま月曜へ持ち越しになります。土日のあいだは決済も新規注文の約定もできません。
ここで知っておくべきなのが窓(ギャップ)です。月曜の始値は、金曜の終値と同じとは限りません。週末に起きた出来事(要人発言、地政学的な事件、選挙結果など)が月曜の最初の値段に一度に反映されるため、金曜終値から離れたところから始まることがあります。
⚠ 特に注意が要るのは逆指値(ストップ)注文です。月曜の始値が指定した価格を飛び越えて開いた場合、注文は指定価格ではなく開いたあとの価格で約定します。想定より大きな損失になる、いわゆる「窓開けでストップを狩られる」状態です。
取引はできませんが、週末は何もできない時間ではありません。
日本の金融庁に登録されたFX会社では、土日の取引はできません。⚠ 「土日も取引できる」とうたう業者は海外の無登録業者であることが多く、日本居住者への勧誘は法律で禁じられています。トラブルが起きても保護を受けられないため、関わらないことを強くおすすめします。
いくつかの種類があります。中東など一部の国では日曜も取引があり、それを参照しているもの。送金業者が独自に提示しているもの。そして当サイトのように、土日も動いている暗号資産の価格から換算しているものです。いずれも参考値であり、月曜に取引が始まる価格を保証するものではありません。
必ず埋まるとは言えません。 「窓は埋まりやすい」という経験則は広く知られていますが、埋まるまでの時間はまちまちで、埋まらないまま先へ行くこともあります。当サイトでは週末ごとの窓の実測記録を積み上げており、データがたまり次第、実際の数字で検証する予定です。
⚠ 本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。取引条件の正確な内容は、ご利用のFX会社の案内をご確認ください。